NANA

NANA (1) NANA―ナナ― 2 (りぼんマスコットコミックス) NANA―ナナ― 3 (りぼんマスコットコミックス)  NANA―ナナ― 4 (りぼんマスコットコミックス) 

ちょっとやってみたかった。漫画喫茶なる場所で、コンビニで買ったおにぎり、ビール、おでんを持ち込んで、夜更かしして、心ゆくまで最近話題の漫画NANAを読む。なんてジャンキーな生活!いや、いや結構普通?


きっかけは、先週。ヘアカットに行ったら、イケメンの美容師さんと先週映画が封切られたばかりのNANAの話になった。「僕それ漫喫で読みました」漫画喫茶をマンキツと略すってのにまず感激。続いて、これまで「漫画=普通の本屋購入or古本屋で購入」の選択肢しかなかった私に漫画喫茶という新たな選択肢を与えてくれたのにも感激。新鮮な感動は、私のチャレンジャー精神を誘発。「漫喫で漫画を満喫」は私の”かなえたいリスト”のトップに躍り出た。


昨日の夜も。これまたイケメンの仕事の先輩が、「NANA?俺、アマゾンで全巻買ったよ」とコメント。え、アマゾンすか。イケメン男性諸氏が少女コミックですか。要チェック度合いが深まりました。


そんなわけで、昨日、こわごわと怪しげなドアをくぐり、(ドア狭いんだよ。)行ってまいりました、漫画喫茶へNANA読みに。私が行ったところは、トイレの個室みたいになってて、ふかふかクッションと足置き台が備えられてた。時刻深夜11時。OLスーツの女性は私だけだった。周囲の目にはどんな風に映っているんだろう。少々気になったけど、ま、新鮮な体験はフリートークのネタになるので、仕事の一環です。と妙に開き直ったりして。


よかったよ。4巻までとりあえず読んだけど。矢沢あいはりぼんっ子だった少女時代に、「風になれ」を読んで好きになりました。高校、大学に入ってしばらく漫画離れしてたから、絵の雰囲気が大分変わった感じがした。


同じ名前の奈々とナナ。一人は恋が最優先の女の子で、一人は夢に生きる女の子。リアルなファッション、音楽センス、ライフスタイルに共感する若者続出。あっという間に13巻累計で2500万部を超える大ヒット。ってのもわかる気がした。映画も見ちゃおうかな。


店を出たのは2時近く。でも虫の声を聞きながらNANAの世界を反芻しつつ歩く家路はすがすがしかった。また近いうち行っちゃおうっと。