グッドタイミング!

実は、私、昨日まで呪いにかかってました。

ネガティブワードばかり吐く上司がいるんですけれど。病み上がりの今週火曜日、この上司と大阪出張することになって、一日の大半をずっと一緒に過ごすことになったんです。

これがかなりまずかった。


移動中はこんなです。

「うわ、道間違えた、遠回りした、失敗した〜.....。あータクシーに抜かれた。電車乗るんじゃなかった〜」


お弁当買う時も同じく。

「いや〜、買ってから気づいたけど。あっちの店の方がうまそうだったな。ごめんな〜」


商談中はこんなです。

「やっぱ難しいですか。無理ですよね。いやなかなか厳しいですよね。お願いしますよ〜」

それじゃ買う気にならんでしょ。


悪気はまったくないんでしょうけれど、これで一気にマイナスオーラを吸い込んでしまったらしく。出張から帰ってからずっとブルーで、何で私ってば上司が自信のもてない雑誌を売ってるんだろう。とか考え込んでしまって悲しくなったり、いらいらしたり。ダメージ、でかかった。


でもね。そんな時、グッドタイミングで高校時代の友人が夕飯に誘ってくれて、救われました。まじ感謝です。

国際的なスポーツマネジメントの職を得るためにアメリカでインターンシップしてた友人が半年の滞在を終えて帰国したので、お帰りなさい会。(で、あってるよね?)ハングル、英語、日本語の力を磨いてがんばるんだって志高い話を聞けたし。


セッティングしてくれた友人のお店選びのセンスも素晴らしくてとっても雰囲気良くてリラックスできて、食事もおしゃれでおいしいイタリアンを食して。


あの先生の授業おもしろかったよね〜。とか、Mixiがあるから海外にいてもお互いが近く感じててうれしいよね〜としばらく会ってないのに気持ち的にはすごく近く感じることを確かめ合ったり。


しあわせの素をたくさんおすそ分けしてもらいました。


そして、帰り道。いつもは田園都市線で溝口方面まで帰るんだけれど。ちょっとだけ回り道して東横線の武蔵小杉から帰ることしました。その日一緒に食事した仲間のうちの一人となんとなく一緒に帰りたかったから。その友人とは、高校時代も帰る方面が一緒で、当時も井の頭線を吉祥寺まで帰り道おしゃべりしながら帰ることがよくあって。きっと昔の夢多き少女の頃にタイムスリップしたかったのかも。


昔から聞き上手な友人で、結局昨日もほとんど一方的な感じで私のぐちやら心配事やらをたくさんたくさん聞いてもらいました。


本当に。優しさいっぱいの高校時代の友人たちと一緒に過ごせたおかげで、ネガティブオーラの呪い、大分弱まったよ。彼女たちに会わなければ、きっと上司へのイライラは、浄化できず、殺意すら覚えていたに違いありません。
お蔭様で、なんとか気持ちを立て直し、ちょっと価値観の違う上司だけど、一方で、お弁当はご馳走してもらったのだし、自分ひとりでは入り込めないトップクラスの立場の人にご挨拶できたのだし、と。上司に感謝すべきこともあったことに気づくことができたのでした。