愛情がほしいとき

先々週の金曜日、実はほぼ無断で会社をお休みした。"ほぼ”と書いたのは、一応、朝の会議が始まるくらいのタイミングで、班長、部長にはメールで「体調不良につき様子見て出勤」とだけ伝えておいたのだけど、事前にチェックされなかったから。


いずれにせよ、それはちょっとした事件になっていたようだった。資料はちゃんとあるのに作成した本人がいなくて、「おい、あいつはどうしたんだ」と班長の上の、部長の、そのまた上の局長が聞いても、誰も何も知らない...状態だったから。


何でそんなことになっちゃったのか、自分でもよくわからない。とにかく会社に行こうとしたらとたんに涙があふれてきて、行けなくなっちゃったのだ。


それでも午後には気分が落ち着いてきて、駅のホームから携帯で「復活しましたー」と会社に連絡し、のっそりと出かけた。


会社に着くと、誰も私を「何、甘えてるんだ。社会人失格だぞ」と叱りつけたりしなかった。それどころか「時間とって話聞くからね。」と、優しかった。


そんなことがあって、この1週間は、リハビリ期間だった。月、火、水、木と朝は家をのんびり出発。9時半が定時だけど、11時くらい会社着、みたいな。
班長にランチにつきあってもらったり、女の先輩とお夕飯会してもらったりもした。


友人たちにもかなり癒された。自分の夢をしっかり実現してるNちゃんのマリンバコンサート、素敵だったな。Hちゃんちでは、ピアノを教えてもらって、おいしいクリスマスケーキと、栗どらやきと、お酒。おしゃべりもたくさんして。

久しぶりの同窓会&クリスマスパーティーでは、おなかに赤ちゃんがいてちょっと大変なお話、ずっと前から勉強してきた韓国語を学びに留学するんだというお話、補正下着でさらに女度アップなんて話も聞けていろんな意味で刺激的だった。


ルルのお話を書いて、暖かいコメントをくださった方、読んでくださった方にも、パワーをいただいた。


なんだか泣きながら、お母さんのおっぱいを欲しがる赤ちゃんみたい。
みんなの愛情をしっかり感じたら、不思議と涙がぴたりと止まったのだから。


たまにはこんな日もあっていいかな。