やっぱりイトウさん....


近頃のマイブームは、不在通知チェック。
郵便屋さんが配達に来てくれた時、本人が自宅にいないと
「あなたの郵便、預かってます。希望時間を指定してくれれば再配達するよ」とポストに投函される、アレである。


配達担当を見た。
普通は、送り主をチェックするけど、配達担当を見た。


はははーーー。やっぱりイトウさんだーー。


このRika'sJournalを精読してくれている方は、記憶の隅っこで覚えてくださってるかもしれない。

※前回のイトウさんをチェックされたい方は>>コチラ


担当がイトウさんの時は要注意。一回目の配達後、ずっと郵便局に保存されてるはずと、朝のお散歩かねて郵便局へ♪はやってはいけないのです。事前に郵便局に電話してもオペレーターの方はマニュアルどおり「はい。最初の配達後は郵便局に保存されてますので直接行っていただいても構いません」って答えてくれるけど、信じちゃいかんのです。


なぜならイトウさんはまじめでまめだから。私が郵便局に向かう日も、イトウさんは配達を続けてくれるため、入れ違いになっちゃう可能性が高いから。

だから、担当がイトウさんの時は、すなおにファックスで都合を書いて次回の配達をおうちでずっと待っておくべきなのであります。

というわけで。荷物は明日の夜間にお願いしよっと。


イトウさんよろしくお願いいたします。m(_ _)m

お昼の出来事

午前中の打ち合わせが終わったあと、
「よくお名前聞こえなかったんですがお電話です」
新人ちゃんが電話を取り次いでくれた。
電話に出ると、高校時代の友人L氏からだった。
「近くに来たから。寄ってみた」
私のオフィスの上のフロアにクライアントがいるので、
商談後、立ち寄ってくれたのだった。
不在の可能性もあるわけだし、ノーアポで怪しがられて断られることもあるだろう。
呼び出すにあたってはそれなりの勇気を要したことは想像に固くない。
よくぞ誘ってくれた。


せっかくなので近くの日本食屋さんでランチすることにした。
「ここのそぼろと卵とインゲンの三色ご飯は限定10食ですぐなくなるけど、あればすごくおいしい」
というと、L氏はすぐさま定員さんに確認し、二人分確保できるとわかると、「三色丼二つ」とオーダーした。


人材開発の仕事をしているL氏は、食事をしながら「最近仕事どんな感じ?転職してから何年たった?」「今の仕事はどう?」「これから先はどうするつもり?」と
あれこれキャリアのコンサルをしてくれた。
「そうだねぇ。前職の生保会社で事務してた時よりは肌にあってるみたい。でも文章を書いたりする仕事もしたいから、もう一回くらい軌道修正するかも」昨日のキャリア研修で固めた決心を繰り返してみる私。


一方L氏は組織の中で人がどう機能するかを戦略的に考える人材の分野は面白いし、付き合う相手も企業の人事部で、基本的にしっかりしている人が多くてつきあいやすい。これからも業種、職種を問わずいろんな組織の人材開発に関わっていきたい、という。


しっかりしてるねぇ。


私はのんびり修正していきます。。。。

5年後の自分

昨日、職場でこれから5年後の自分のあるべき姿を考える「キャリアデザイン研修」というのがあった。


「人生90年とも言われる現代、今、30歳の皆さんはこれから今までの人生のあともう倍(の60年)は生きると考えたら、自分自身が生き生きと生活していくためにある程度目的意識を持って働いたほうがいい」みたいな話。


研修のおじさんの話はそれなりにためになったけど、それよりは、同じ職場にいながら、これまで自分とは仕事上ほとんど接点のなかった編集記者や雑誌の販売、本屋さんとの取次ぎセクションで勤務している同世代の人たちが、どんな経験を積んできていて、これからをどう考えているのかを聞いているほうが数倍面白かった。


「今まで7年間ずっとネットワーク関連の記事を書いてきた。毎回の異動希望は聞き入れてもらえず、ちょっと不満。プライベートではカレーマニアとして他者の雑誌にコメントしたりしている。将来はこれまで世界各地のカレー研究をしてきた経験をいかしてみたい」


女性誌の担当で日々女性についてばかり考えている。今後はもっと売れるようマーケティングの知識を深めたい」


「自分の担当してきた雑誌はことごとく失敗し、今度も一媒体休刊する。来週の辞令まで、自分がどこにいくかわからない状態でこの研修を受ける。なにか今後のヒントが得られたらと思う。」


「これまで転職、1人めの出産、と経験し、今も自分のお腹には双子の赤ちゃんがいる。社会人を始めてからまともに継続して1年働き通すという経験がないのだけれど、30代は長期的な視野に立つプロジェクトなどにも関わってばりばり仕事で輝いていたい」


「特にどうしたいという大きな希望はないけれど、自ら情報を発信していくなかで信頼を得、自分に情報が集まってくるような好循環を生み出し、独自の専門性を持ちたい」


ね、興味深くない?本でも得られるおじさんの話より、もっともっと一人ひとりの話をゆっくり聞きたかったよ。


自分自身も振り返っておこう。着実に今の仕事場で求められていることをこなし、そこで得られる人脈、経験、情報、知識を蓄えながら、それらを自分なりに生かし、まずは日々成長していくこと。持ち前の行動力、コミュニケーション力、企画力で、日々いろんな人と会う中で得られる感動をいろんな作品やメディアを通じて「伝える」こと。どちらかというと、組織の中で人や数字をマネージメントしていくよりは一生現役みたいな感じで、国際的なジャーナリストとしてばりばり働きたい。ということで、今の広告営業の経験をステップに少しずつ軌道修正していく予定です。

雨の日に

絵本を描くための画材が足りなくなったので、
気分転換がてら、買い物に出ることにした。
表に出ると外は雨だった。
なんとなく、急ぎたくなかったので
電車に乗らず、ひと駅歩いた。

 

雨の日の土のにおい、草のにおい、わりと好きかも。
ぴちゃ、ぴちゃとリズミカルな雨の音も、いい。


しばらく歩くと、うっとりする光景に出くわした。

紫陽花が橋の上からぶら下がるようにして咲いていたんだ。



雨の日の草花ってこんなに美しかったっけ。


薔薇の花も、雨にぬれて輝くようだった。


 


このまま、目をつぶって歩いたら、
どこか見知らぬところにテレポテーションするかもしれない。
そんな幻想的な雰囲気を楽しんだ。


ほどなく駅前についた。
文具屋さんでスケッチブック2冊とカラーペンを10色購入した。

帰りは電車。乗りながら行きの出来事を反芻していた。

絵を描く前だったけれど、絵本の世界に出かけた気分だったな。

絵本に挑戦。

仕事でご一緒しているhiroさんの紹介で、
絵本の挿絵にチャレンジすることになりました。


サステナビリティをテーマにしたかわいらしいお話がすでにあって、
それに絵をつけます。


今日は、スケッチブックにこんな感じかなと下絵を書いてみました。
こっから主人公のイメージ、色や雰囲気などのイメージを膨らましていきます。

さ、どんな感じに仕上がるかな。ドキドキ。

高校時代へタイムスリップ

天球儀文庫 (河出文庫)


自由が丘の本屋さんで、懐かしいものをみつけた。
長野まゆみさんの『天球儀文庫』だ。


この作品との最初の出会いは、高校時代。
当時すごく尊敬している女友達から紹介されて読んだのがきっかけだった。


その頃はまだ文庫になってなかった。心惹かれる綺麗なイラストと柔らかな素材を使った装丁で、
確か、A5サイズくらいだったかな。
持っているだけで贅沢な気持ちになれる本だった。
もちろん素敵なのは外見だけに留まらない。
本を開くと、そこに描かれる世界も、独特なルビを使った表現も美しかった。


すっかり記憶が薄らいでしまっているのだけれど、
彼女の作品の中には、少年が二人現れる。それも美少年。
彼らからかもし出される雰囲気は
宮沢賢治のジョパンニとカムパネルラからのそれとどことなく重なる。
現実の世界をあまり楽しんでいないジョパンニが、
少し大人びたカムパネルラが持つ独特の世界に
引き込まれていくようなところとか、かな....。


本の目次に目をやる。


・月の輪船
・夜のプロキオン
・銀星ロケット
・ドロップ水塔

昔はシリーズで分冊になっていたけれど、4作品まとめて文庫になっていた。



読んですぐ、私も長野さんのファンになったんだよね。
紹介してくれた彼女、どうしてるかな。


久しく会っていないけれど、彼女への尊敬の念は今でもずっと変わらない。
字がきれいで、感受性が豊かで、知性に溢れていて。
サティを教えてくれたのも彼女だったし、
放課後の夕焼けの美しさを分かち合ったのも彼女とだった。


国語の授業で手紙や案内状を書く自由課題で、
ほかのみんなが「保護者会のお知らせ」や「文化祭の案内」など
一般的なタイトルで書いている中、
彼女の「鉱石交換会のお知らせ」は相当なインパクトだった。
宮沢賢治と、宮沢賢治に影響を受けている長野さんの本を
たくさん読んでいる彼女にとっては、ごく自然な発想だったのだろうけれど。


ある日長野さんのサイン会があるというので、誘ってくれたものの
部活の試合かなにかで行けなかった私は、彼女にファンレターを託した。


驚いたことに、後日長野さんご本人から返信の封書が届いた。
トレーシングペーパーのように透ける便箋と封筒。
本の世界からそのまま届いたようなメッセージで思わず感激のため息が出た。


同時代に生きている作家の方とコンタクトをとったのも、
また返信してもらったのも、この時が初めてだったし、
その後紆余曲折を経て作家をめざしたりしているだから、
彼女にはこのとき本当に貴重な経験をさせてもらったことになる。


久しぶりに高校時代に戻って、
彼女のことを思い出しながら、読んでみよう。


週末の楽しみをお持ち帰りすることにした。

ダヴィンチ・コード     (見た人限定)

映画でダヴィンチ・コードを見てから、ストーリーに出てくる謎解きのひとつがすごく気になってたの。マグダラのマリアをキリストに寄り添わせて....っていう場面。
試しにやってみたら、なんとなくそれらしくなった。ことの真偽はわからないけど、
この部分に関してはよくできてるわ!と感激。